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□ 2019/10/03

愛知の木と共に 山里学童クラブ

  写真

名古屋市昭和区 山里学童クラブ

住まいより長い時間を過ごすと言われる学童施設(放課後児童クラブ)の山里学童クラブは、住宅地に囲まれた場所にあり、鉄骨プレハブの施設でしたが、板倉構法という木をふんだんに使った木造の施設に生まれ変わりました。

木造の施設になってから、

今までは、クーラーが2台フル稼働していたけれど、1台で、とても涼しく快適に過ごせる。

耳に入ってくる雑音にストレスを感じず、友達の話し声や先生の声も心地よく聞きとれる。

木の床にごろごろしながら、本を読んだりリラックスできる。

など、とっても気持ちよく過ごせるという感想をいただきました。

都会の住宅地にできた森のような山里学童

床・壁・天井も愛知の木をふんだんに使った施設で過ごすと、木の効果が充分に体感できると思います。

木の効果とは・・・

「木」には、音をバランスよく吸収する働きがあるため、不快な雑音が吸収され、音に対するストレスを和らげてくれたり、木目には視覚的な癒し効果があります。

他にも、「木」には鉄やコンクリートと比べると、断熱や調湿効果があるため、夏は外の熱気を遮断し、冬は室内の暖かさを逃がしません。そのため、様々な環境のなかで快適に過ごすことができます。

また、木からは、フィトンチッドという成分が放たれているのでリラックス効果・ストレス解消に効果があり、森林浴をしているような心地よさがあります。

山里学童クラブで過ごす時間は、森の中で過ごしている環境と同じで、体・心がとても癒されると思います。

 

現在、住宅だけでなく、学校や福祉施設など、公共の場でも木造の復活を求める声が高まっています。

調査結果より、木がたくさん使われている学校は生徒の怪我の発生率・インフルエンザの発生率、先生の疲労度も低いということがわかっています。老人ホームでは、心地よく睡眠がとれると報告されています。

あいちの木はたくさんの魅力をもっています。木を使うことは自然にも人にも優しく、さまざまな豊かさをもたらしてくれます。

あいち里山の木の会 事務局

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